幸せなんて

見せたことのない笑顔で話す君を見つけては
悔しさと羨ましさでもうキライになりそうさ
背が高くて爽やかなだけのあんな奴には
僕に勝ち目が無いことくらいはもう
目に見えているな

はち切れそうな胸に
気づいてくれないでしょう

君のことを誰より想ってるのは僕なんだと
口にしたところでもう遅い話で
君のその幸せがずっと続かないことを
僕は心から願って君を想っている

どうせならどうしようもないくらい
不幸になったらいいのに
そしてすかさず僕は駆け寄って
君に優しく声をかけるのだ
そしたら気の迷いでもいいから
僕を素敵だなって思ってくれないかな
そんなことないかな

君のことを誰より想ってるのは僕なんだと
口にしたところでもう遅い話で
君のその幸せをぶち壊す度胸はないから
今日も涙を浮かべながら君を想っている
×