セフレ以上恋人未満

最初から報われぬ恋だとわかってたのに
「それでも...」て
どこかで期待したりして
あなたと私は一体何なんだろう?
何だか泣けてきた

過ごしてきた時間の分の恨みとか
“あなただけ幸せなんて許さない”とか
思ったりしないわ
自分で決めた事だから
そんなのはどうでも良い

それにあなたを恨んだら
支えにしてきた自分まで
否定する

“私だけ特別”と思わせた
あなたのその嘘はきっときっと
許される事はない
でもそんな嘘に
救われた私が居たことも
あぁ事実だ

「逢いたい」とか
もう二度と送ってこないでよ
勝手だって
だし、返さない私が
ほら、悪い人みたいになって
嫌だ嫌だ
辛いや

優しい言葉さえ
溢れる罵倒に紛れて疑うから
苦しいんだね
最期の最期まで欲しい言葉を
あなたは嘘でも言ってくれないんだね

待ってばかりの私
“必要とされたい”と願って
そのくせ一歩は出なかった

「サヨナラ」
出来ないよ 言えないよ
願いは届かない
叶わない

最初から報われぬ恋だとわかってたのに
「それでも...」て
どこかで期待したりして
あなたと私は一体何だったんだろう?
何だか笑えてきた

あなたからの「逢いたい」に
「私もだよ」て返してから
返事を待たずにそっとブロック
終わりにしたよ
最期くらいワガママいいよね?
なんだか笑えてきたよ

好きだったよ
さよなら
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