Interdependence Day (Part I)

僕らは静脈を委ね合って、濁った血を交わしてハイになった。
17歳の7月、退屈な僕らのそれは愛に似ていた。

死にたがりは死ねずに歳を取って、恐怖心にすがって生き残った。
ブロックバスターとコークとピザと“I love you”――
ありふれた祝祭だ。

破裂した空へ駆け出した君の背中を追いかけていた――
眩さと煙に酔いしれながら。
遠い戦争の幻が、極彩色で駆け巡るんだ。
いっそなにもかも終わればいいのに。

バスケットボール・コートに立つ君ひとりだけが天使だった――
褪せたアスファルトを旋回しながら。
赤い血潮、白い素肌と、青い虹彩のミス・アメリカ。
プラスチックに包まれて眠るだけ。
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