別れ話

なんだかいやになってしまった
あなたのことも
あなたが飼ってた猫も
なんだか遠くへ行ってしまいたくなった
1人になって隠れて
アルコールを飲んで

毎日のちょっとした憂鬱が
溜まりに溜まって溜まって
私もわからなくなって
思ってもいない言葉を放ってしまって
本当にごめんねごめんねごめんね

もういいよ もういいよ もういいよ もういいよ
もうちょっとほんのちょっとだけ
距離を置こうよ
そうやって振り払ったあなたの右手を
今になって

お別れ話をあなたは持ち出すだろう
さよならって突き放すんでしょ
毎日ついてたため息も
顔を合わすたびに聞いた舌打ちも
なんだか愛おしくなった

あなたのためあなたのためって
費やした私の日々も一言で全部終わるの
私だけみてて私だけみてて
なんてね

お別れ話をあなたは持ち出すだろう
さよならって突き放すんでしょ
感じなくなったキスの味も
演技すらしなくなってしまったね

お別れ話をあなたは持ち出すだろう
さよならなんて聞きたくなかったわ
毎日ついていたため息も
顔を合わすたびに聞いた舌打ちも
別に愛おしくはなくなった

別に愛おしくはなくなってしまった
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