夢をみよう

あれもこれも欲しいだけ、もう何もくれないでと
君はサンライズの窓、息をはいて塗りつぶしていた

目の奥よりずっと深いところで
思い出していた君の表情
こんな壮大な夜の話君だけに聞いて欲しい

何もない方がおかしいような二人になろう

張り裂けそうになると待ちきれない僕らは
いますぐ破いてしまいたい
今すぐ逃げよう! 今すぐ行くから!
ちらばった髪を結んで待っていて

夢の中で食べそびれたケーキに引っ張られて
家の中で帰りたいと言っていたみたいだ

忘れたならそれで
思い出したらそれで

譲れないままでいいんだ
君に笑ってほしいんだ

ほらまた、

張り裂けそうになると待ちきれない僕らは
いますぐ破いてしまいたい
今すぐ逃げよう! 今すぐ行くから!
いつもの窓を見上げて待っていて
×