涙の通り雨

桜舞う日、雨上がりかかる虹
鎌倉行きのバス停
キミが振り返るあの瞬間だけ
時が止まればいいのに

あれからずっと後悔をしたままで
やるせないこの想い
好きだと言えずに幻だけを
胸に閉まったままで

あの夏、木陰でキミと過ごした時間(とき)が
ボクのなかで一番綺麗な空の下(もと)

涙がこぼれ落ちて とめどなく溢れ出して
夕焼けに染まる影がとても愛おしくて
恋がこんなに辛くて 別れはもっと切なくて
今でも願いが叶うのなら
キミを離さない

時は流れ、東京の片隅で
通い慣れた並木道
十五で出会った本当の恋は
麗しき日の思い出

アルバムみたいに巡る思いを馳せて
ボクは今も涙の通り雨の中で

涙がこぼれ落ちて とめどなく溢れ出して
行き交う人混みの中キミを探していた
恋がこんなに辛くて 別れはもっと切なくて
今でも願いが叶うのなら
キミに逢いたいよ

あの夏、木陰でキミと過ごした時間(とき)が
ボクのなかで一番綺麗な空の下(もと)

涙がこぼれ落ちて とめどなく溢れ出して
夕焼けに染まる影がとても愛おしくて
恋がこんなに辛くて 別れはもっと切なくて
今でも願いが叶うのなら
キミを離さない

今でも願いが叶うのなら
キミに逢いたいよ
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