夜と幽霊

夜の街に溶けて行く
淡い痛みを連れたまま
青色になって孤独になって
この胸は張り裂けそうさ
僕はこのまま何処に行けるだろう
煌るネオンだけが僕を照らした
夜と幽霊

そして寂しくなって僕は死んでしまったのだろう
まだ息をしているし鼓動の音は確かに聞こえているが
終わらない旅の途中やがて消えてく足の感覚を
幽霊に喩えてみたんだ

僕らいつでも足りない言葉と
無いものねだりを拗らせて傷付け合ってる
さよならさえも言えずにただ
時計の針見てた

夜の街に消えて行く
ただ虚しさ連れたまま
灰色になって髑髏になって
この身体崩れそうさ
きっとこのまま君に会えないんだろう
煌るネオンだけが僕を見つけた
夜と幽霊

やがて街は眠ってみんな死んでしまったのだろう
ただ息をしているだけで本当に生きてると言えるんだろうか
それぞれの旅の途中忘れてしまう大事なことを
思い出すまで眠るだけさ

夜 摩天楼 溢れた幽霊
気付いてどっかの誰かが泣いてる
僕は泣く事さえも出来ずにただ
時計の針戻した

僕らいつでも言えない気持ちと
募った不安を拗らせて傷つけ合ってる
戻れないことは分かってたんだ
時計の針滲んだ

夜の街に溶けて行く
淡い痛みを連れたまま
青色になって孤独になって
この胸は張り裂けそうさ
僕はこのまま何処に行けるだろう
煌るネオンだけが僕を照らした

夜の街に消えて行く
ただ虚しさ連れたまま
灰色になって髑髏になって
この身体崩れそうさ
きっとこのまま君に会えないんだろう
煌るネオンだけが僕を見つけた
夜と幽霊
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