君は綺麗

君の心は君が思うより 透明で全て飲み込んでしまう
抗う事にもう疲れてしまったね
ねぇ 旅に出ようか
行ったり来たりの水槽の中が
与えられた餌で濁ってゆく

まだ知らないことを僕と見つけに行こう
繰り返される痛みに慣れないで
瞬く星の下排気ガスの匂いと燥いでるスカートの君は綺麗

大人は簡単に花を枯らして
自己弁護をして笑って生きてる
一度腐ってしまったものはもう元には戻らないのに
「寒くない?」なんて君に寄り添って
煙草の煙を空に吐いた

まだ知らないことが君を待ってるんだよ
今見てるものもすぐに過去になる

地平線の向こうで揺れてる煌めきを映した瞳よ 未来を見ていて

瞬く星の下排気ガスの匂いと燥いでるスカートの君は綺麗
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