誰そ彼

泪流さないでくれよ 強がり隠せなくなるからさ
何も言えず繋ぐ手と手 温もりを手繰り寄せてた

時が訪れちゃう事に どれだけ痛みを感じただろう
割り切れる程 そんな容易い 想い出重ねてない

言葉にできない想い溢れ止まないよ
ほどけた手を小さく振る君が遠くなっていく
愛して愛して いつもみたいに笑って
もどかしい程 悔しい程 この心 すべて君だった

額押し当てた窓に ため息何度も拭っても
流れてゆく景色 君の面影増すばかりで

言いかけた「さようなら。」はポケットの奥詰め込んで
「またね。」しか言えなかった 僕は意気地無しだね

逢いたい気持ちが今も溢れ止まないよ
淋しがりな僕の胸が 君を捜し続ける
愛して愛して いつもみたいに呼ばせて
情けない程 どんな時も この心 すべて君だった

茜に染まってく 誰そ彼の街も
風に吹かれて僕の影が伸びてゆくよ
一番星見上げて 君の幸せ願ってる

言葉にできない想い溢れ止まないよ
ほどけた手はそれぞれの未来手探り始める
愛して愛して ありふれた日々さえも
もどかしい程 悔しい程 この心 すべて君だった

愛して
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