Night Sliders

誰かの寂しさ埋める 深夜映画館では
誰かのドラマに ひどく胸を打ち付ける
安味のコーラには 朝を遠ざけるもの
拳二つ分の距離を抱えて スタッフロール迎える

ああ もうぼくはダメなのさ 嫌だな

甲州街道沿いでうろついたあいつは
夏の熱に打たれたせいで 動けない
明治通り沿いのPINKのAはいつも
SpadeのJackのせいで 動けない

間違いのないチョイスは 光を失っていく
次の宝探し 目を光らせ惑うよ
誰しも持ってるもの 早く気づく姿見たい
HeartがHeatする感覚に 今 酔いしれたいのさ

あいつの視線が 君に降り注ぐとき
どこかの誰かもきっと 胸を焦がしてる
火加減を間違えずに たっぷり容赦をしない
僕ら針を落とし 破裂する前に 抜け出したいのさ

ああ もうぼくは嬉しいのさ
今なら言えるよ

銀の鍵をねじ込んで
夜の帳を剥いでさ
包み込む何かを探して迷うよ

街のせいにしたがって
言いたいことを言いなよ
見惚れていたいから
乗りな Follow me Follow me

銀の鍵をねじ込んで
夜の帳を剥いでさ
ぼくはダメなのさ
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