月は青くて

「愛してる」ありふれた言葉が
声にならなかったのは
臆病で幼すぎる僕を 愛していなかったから

なんで僕なんだろう?
まだ隣を歩いたって理由ばかり探したんだ
「もっと単純なことだよ
お腹減ったとかそれくらいの」

僕も知らない僕を 君は見つけてくれた

「愛してる」ありふれた言葉が
声にならなかったのは
臆病で幼すぎる僕を 愛していなかったから

「おかえり」「ただいま」
そんな日々を望んでいいかな
そばに君がいたから
少しだけ僕を好きになれたんだ

会いたくて ふたり違う街で
同じ月を見つめてる
もし僕らひとつになれなくても
繋いで離さないから
「愛してる」君がくれたものに
敵うような僕じゃないけど
病める時も健やかなる時も
幸せ描けますように
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