Nostalgia

目覚ましが鳴る前に起きた
あまりに透明な朝だった
夢をみているような気分

仰向けになって空をみた
あの日からずっとあの日だった
まだ、きみを好きだと気付いてしまった

揺らいだスカートがはためいた
あまりに膨大な夜だった
きみはなにも知らないでしょう

きみがぼくのこと忘れたって
世界が新しくなったって
まだ、きみを好きだと思うよ
思うの

もう誰のことも好きになれないわ
忘れてしまったわ、忘れ方

ひたすらに歩いている
行き先も決めずに ただ
「止まってしまえば消えちゃいそうなの」
なんてさ言ったら変かな?
ノスタルジア

使い古された感動も 新しくなった感情も
全部きみが教えてくれた

味のなくなったガムだった
満たされたかっただけだった
ぼくはいつも子供みたいだ
ごめんね

もう、あの日のこと 懐かしいもんな
永遠ってなにか分からない

神様がいるのならば
なぜきみと出会わせたの
触ってしまえば消えちゃいそうなの
だってさ きっとさ 全部さ
ノスタルジア

ねぇ だれか教えてよ 悲しみは だれの仕業?

ひたすらに歩いている
行き先も決めずに ただ
「止まってしまえば消えちゃいそうなの」
なんてさ言ったら変かな?
ノスタルジア
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