あばよ大泥棒

体には気をつけてね
たまには思い出せよな
あばよ大泥棒

あなたの泥棒人生で1番すごい戦利品が
わたしの心だったなら
どれほど喜ばしいことでしょう

空っぽなのに満たされたわたしは
胸あたりをさすって泣きながら笑ってた
どうせあなたのことだから
どこへいってもうまくやるだろうけど
元気でね

体には気をつけてね
たまには思い出せよな
あばよ大泥棒

あなたの泥棒人生で1番自慢できるものが
わたしの心だったなら
なんて胸を膨らませていた

屋根を伝って
風に追われる様に
三日月の夜に消えてった
あと少しだけ

死ぬまでずっと
あなたをかくまっていたかった

空っぽなのに満たされたわたしは
胸あたりをさすって泣きながら笑ってた
どうせあなたのことだから
どこへいってもうまくやるだろうけど
元気でね

体には気をつけてね
たまには思い出せよ
わたしの大泥棒
忘れたら承知しないからな
たまには思い出せよな
あばよ大泥棒
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