あかりをおとして

何かを持っていても 何かが足りなくて
誰にも似てないのに 誰かに似せられて
どこにもいかなくていいのに
ここにいてはいけない気がして

手にしたものでは計れないものばかりで
答えを返してあげたいのに見つからない
何にもできないのならと
遠くから祈って 泣いてさ

あかりをおとして ソファにもたれて
窓から夜空を見上げれば
その手を振ってよ こっちに気づいて 揺らいで見せて
今日はさ お願い あかりをおとして

背中をポンと叩いてくれたのは君で
いつでも何にも言わずに見てくれていて
ちゃんと伝えなきゃいけない
理由なんかいらない いらないの

あかりをおとして ソファにもたれて
静かに朝日が昇るのを
あなたと見ていた こっちに気づいて 笑って見せて
今日はさ 泣きなよ あかりを おとして

あかりをおとして あなたをおもって
星の耳元で名を呼んで
あなたといられた 全ての時間を 抱きしめて
今日はさ もう眠ろう あかりを おとして
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