ZIGZAG

誰かの夢に触れ
僕に夢が生まれたよ
痛み抱えたまま
愛することを決めた

曲がりくねる迷路
現在地もわかんなくなる
手の鳴る方は 鬼が往く
僕は誰もいない 道を往く

ときに僕の心をえぐってきたり
ときに寄り添って 突き離してみせて
僕の不可解な問いに矢印をくれた
振り回されるのも 愛か?

まだ僕は君の本質を知らない
好きっていうだけで魔法がかかるから
僕の心掴んで離してくれない
暗闇を照らす音がある

誰か好きになること
見返り求めぬ祈り
元気な笑顔ばっかじゃなくて
憂いを煽る君も愛しい

いいこ たまに わるいこの顔をしてさ
うそと しんじつを 織り交ぜて語る
そんな君を後ろから追いかける今だ
破天荒だなぁ もっとやれよ

あとひとつ もうひとつでいいのに
全然完成しない そんな君を抱きしめて
僕は往くよ 最後のピースなんて要らない
完璧な道など 歩かなくていいよ

言葉 旋律 ながれる迷路
死生観 戯言 のたまうサイレン
じぐざぐ 角にいきどまり また戻る
迷い また進む

あぁ僕は 君のことが好きだよ
君を歌えば どんな道も怖くない
僕の心掴んで離してくれない
暗闇を照らす音がある
照らしてくれる 何度も

終着点は知らないほうが
いいに決まってるだろう
さぁ 次はどうしようか
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