奥州三関

はぐれ浮雲 流れ雲
ひとり みちのく 北の空
夢の峠を 一歩ずつ
越える苦労の 白川(しらかわ)の関
俺が 俺が 決めたこの道 どこまでも

純なあの娘の あの涙
思い出させる 通り雨
桃のひと枝 懐(ふところ)に
未練断ち切る 勿来(なこそ)の関よ
俺が 俺が 決めたこの道 迷わずに

風に揺れてる 野辺の花
遙か故郷(ふるさと) 懐かしく
越える試練の 念珠ヶ関(ねずがせき)
後に戻れぬ 人生一度
俺が 俺が 決めたこの道 ひとすじに
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