蜜月

セーターに袖を通す冬の朝に
あなたは夏の私が楽しみと、言った

これってもしかして
どんな代償にも勝る恋かもね

スキンとファッション 心とまなざし
私きれいになりたいから

大事にしたいよ

惚れ込む体温、のぼりつめて

私の気まぐれに寄り添うエネルギーが
花を咲かせない

いなければ
いなければ
怖がる時には出てこないのおばけ

泳げれば
泳げれば
強がる時には引いていく潮の波に
乗って逢いに行けたなら私は
恋に落ちて沈む

窓の外に肩を落とす梅雨の朝に
あなたの横顔がまるで
別の人少し寂しい

これってもしかして
季節が巡るとき巣立つ鳥のよう

スキンとファッション、心とまなざし
私きれいになりたいから

大事にしたいよ
惚れ込む体温、ここにいたいの

ありがとね
悪い顔も少し愛せそう
ありがとうね
悲しい思い出の上にある私
認めてあげられる

それが嬉しかったこと
いつも悲しかったこと
揺れる気持ちに気付いてたけど
今、私が言わなくちゃいけないなら
大人になる支度がしたいの
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