砂の愛

胸に 抱かれている時も
愛が あなたは足りない
そんな 寂しい人だけれど
心 拒(こば)めなくて
いつかは別離(わかれ)が くるけど
身体(からだ)をひきずって
昨日とあした 秤(はかり)にかけて
あなた運ぶ それだけ
馬鹿な恋と 笑われても
私が好きならいい
たった一度 使い捨ての
それでも人生だと

時が 燃え殻(がら)だけ残し
愛の 形を変えても
そばで 眠れる人がいれば
朝が 恐くなくて
心のかた隅 あしたは
涙の用意して

あなたと私 他人の顔の
背中合わせ それだけ
無駄な夢と 叱られても
私が好きならいい
たった一度 使い捨ての
それでも人生だと

いつかは別離(わかれ)が くるけど
身体(からだ)をひきずって
昨日とあした 秤(はかり)にかけて
あなた運ぶ それだけ
馬鹿な恋と 笑われても
私が好きならいい
たった一度 使い捨ての
それでも人生だと
それでも人生だと
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