偽物

笑えないな
嫌味 妬みは絶え間ない
現世 迸る負け犬の罵声も
必死すぎて可愛げない
なんか撫でたくないのさ

明けない夜など知らない どこか
平和ボケに受け身の無能さ
日が昇れば露わになったのは
立派な外面

視て見ぬフリするのが
自分のためなら
その目を潰して仕舞えば…
許せないのに

笑えない馬鹿ばかり
脳内お花畑の蜜の味
甘ったるくてただ諄い
どうぞ 笑わせてみてよ
嗤うからさ

故に僕は優しくない?
今日も人になりきれない

オモテのうたうたいを歌にした後に
ウラ側の僕がまだ吟う
正しさ振りかざせば正しく観えるのに
裏の裏を返すと

笑えない馬鹿ばかり
脳内お花畑の蜜の味
甘ったるくてただ諄い
どうか そのままでいてよ
狂うからさ
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