温度

誰にも触れられたくない本当の温度
体の芯にのしかかる生ぬるい温度

言いたい今 海辺にも花は咲くことを
私は今 何を信じているのかさえ

あからさまに見えるの
終わりのような夜でも

ゆっくりと ゆっくりと
受け入れていきたい
一瞬だけでいい 目を閉じてみるの
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