彩リノ歌

幾通りの道 遍く 通ることなどは
誰も成せぬことと 知っている、それでも
たった一つだけ 求めて 真っ直ぐに進んで
重なる道の先で 出会ったんだ

違いだけを見ていたんじゃ
芯にあるもの気づけないだろうね
積み重なった伝統って価値観は
未来を縛るものじゃない

咲かせたいと願った 大輪の花の彩(いろ)を
美しいと感じさせよう
誰の心にもきっと響かせていって
魂からの我儘を通して魅せよう

純粋というなら まさしく これ以上ないほど
自分自身に嘘はないさ まったくね
どんな厳しさも 必ず 自ら選んだんだ
重ねる理想が待って いるんだから

正しさを求める理由(わけ)は
人を笑顔にしたいと思うから
間違いだけを探していくことで
未来に何が残るんだい?

咲かせたいと願った 大輪の花の彩(いろ)は
一つだけじゃないはずだね
和を成すというのは きっと とりどりの道
交えることで 鮮やかな 世界を 織ること

咲かせたいと願った 大輪の花の彩(いろ)を
美しいと感じさせよう
誰の心にもきっと響かせていこう
この芸で以て…

胸の芯にある糸と 違える互いの色を
織り上げて伝統は生まれる
共に心から 純粋に喜び合って
魂からの我儘で世界を織りあげ 未来を彩ろう
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