境界はない

オレンジの朝焼け つかの間の愛おしさ
たったひとつのねがい
どうしてだろうこの手はふるえて

今孤独を知った
そんな強がりなこころは まだ

なにかの終わりがきっと
なにかの始まりになることなど知らず
想いをにじませる
もがいて宙に無情に舞い上がる砂ぼこりを
「希望」といつの日か呼べたら

続いてく 歩いてく 生きていく 守ってく

果てしない海原 吸い寄せられる光
それぞれの別れに
たとえば理由がついたとして

今君と出会った
そんな穏やかな奇跡は 心にそっと
寄りそって とけていく

繰り返される感傷や青い叫びを
痛みをこらえて浮かべたそれこそ未来

続いてく 歩いてく 生きていく 守ってく
満ちていく 溢れてく そこにはもう 何もない

なにかの終わりがきっと
なにかの始まりになることなど知らず
想いをにじませる
もがいて 宙に無情に舞い上がる砂ぼこりを
「希望」といつの日か呼べたら
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