白魔法

息さえ白に染まる季節は
想いを聞かせてくれよと急かす
追い風が馳せりつつ

行きつけのカフェにすら
一人で行きづらくなってしまったよ
なんて口実にならない?

聡明な君でも
この魔法には気付けない模様
だけどねいいんだよ
解けないでいてね 暖まるまで

この街にさ 降り注いだのは
寒さだけじゃないのさ
積もり積もる君への気持ちも
ほら shall raru rarira

3番線で2人並んで
悴んでは笑ってたいね

この街にさ 降り注いでいたいのは
君だけに募る歌

駅前で待つ人も見慣れたあのお店も
今日は少しばかり張り切っているから

負けじと伝えたい
この計画には気づけないだろうけど
そのままでいてよ
街の灯りがほら 温めるまで

この街がさ 招き入れたのは
寒さだけじゃないのさ

巡り巡る君との季節を
ほら shall raru rarira

もし悲しみで埋まらない
日々が続いてたとしても
君に渡したいもので君の心を
満たしてあげるから

この街がさ 降り注いだのは
寒さだけじゃないのさ
積もり積もる君への気持ちも
ほら shall raru rarira

謳歌しちゃいましょうか
どうか受け取ってくれないか
謳歌しちゃいましょうか
こんなに降り積もり続けてる

謳歌しちゃいましょうか
謳歌しちゃいましょうか
×