ボードレールの詩集

不自由な心で彼を待ちわびる
幸せであるはずの24才
ボードレールの詩集の
ページに時を費やし
咲き誇る花の香に涙する
弱い弱い君の心 今
あたたかい愛でうめてあげよう
君がその気なら その心
僕におあずけ

いつわりの笑顔で友と語りあい
淋しさを身につけた横顔
青春の真中それとも終り
もしかしたらそれは始まりか
冷えた冷えた君の未来 今
一振りの力貸してあげよう
君が望むなら その未来
僕におあずけ おあずけ
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