パーフェクトサークル

放射状の階 縁を描く視界 溶ろけだす
甘い匂いと 素性の見えない向こうへ行こう
泣いて 見えない
弧を描く針が
咲いて 舞って 散って 落ちて 消えた
新世界さ 飲み込もう
一人きりでも

死んだカルチャー 口を覆った 偽物が
使い回しの
世紀末サブスクリプションノストラダムスだ
一人きりでも

時計の針が 歩みを止めた
朝が来ないなら もう

今 口づけを
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