僕らの永夜

似た様な夢を見てる
眠りを恐れ朝は来る
抗う事もせず 今日が終えてく

慣れればと言い聞かせ
不器用な息で覚えてく
正しさなんてきっと
分からないままで

壊れてく耐えきれず
生かされる事に逃げたくて

解って 僕の今を
胸は冷めないだから
痛みさえ 奪って欲しいのに
「失う前に」と言うならば
僕らを許して 瞬きへ

視界が暮夜で染まる
燃えてく身体 感じれず
揺らぎの中でそっと
消えてしまえたら

応えて僕の意味を
守る優しいだけの言葉は要らないから

解ってこれが最後
胸にある少しの期待に縋って生きる
僕らは一瞬を永遠に
抱き寄せて何度でも夢を見る
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