じゃなくて

「夢で逢えたら」じゃなくて
目の前の君の手を取りたいよ
世界は僕らのものだった

履き潰したコンバースだけが
僕らの行先を決めたんだ
切り裂いてくれ distraction

瑠璃色の海が見える街の中で君の言葉を探してる
「忘れないで」「忘れないよ」
デタラメな記憶ばかり
ガラスの靴割れた時 僕ら少し大人になった気がしてる
もう行かなきゃ じゃあまたね
どこかで逢いましょう

寝台特急は君と夏を連れ過ぎていく
じゃあまたね ああ眠りにつく僕らは
違う夢の中で同じ 鼻歌歌いながら

何もかもが馬鹿らしくて
その何もかもがただ輝いて
ラジオから流れた電波 孤独を繋いで

瑠璃色の海が見える街の中で
君の言葉を探してる
「愛してるよ」「愛してたよ」
目を閉じて祈るように
シャボン玉遠く遠く飛んで消えて 恋の終わりに気づいたら
もう行かなきゃ じゃあまたね
どこかで逢いましょう
×