Silent

誰一人手を差し伸べてくれない
そんな世界でただ一人
何も聞こえない

すれ違うモノクロな瞳の中
君が与えてくれたのは
優しさの温もり

誰だって一人じゃ生きられない
そんなこと分かっていた
誰かを守るほどの強さ
僕には無かった
本当は怖かっただけ

愛しても愛されても
心の奥をのぞける訳じゃ無い
伝わるのは温度
ただそれだけでも
愛さずにいられないの
イミテーションとわかっても
悲しみと踊っている
声無き僕は誰でも無い

信号が点滅しているような
胸を刻んだ緊張は
君の声だけを求めてた

寂しさ拭う嘘をついた
そんなこと分かっていた
傷つけたのは誰でもなく
自分自身だった
本当は辛かったのに

求めても失っても
冷たい夜が明けない訳じゃ無い
こぼれたのは涙
ただそれだけでも
求めずにいられないの
心を濡らす言葉を
君がいないと消えゆくような
声無き僕は誰でも無い

触れられるだけで
この存在は証明されていた
一人じゃないそう思える
それだけで満たされた
悲しい結末を
迎えようとしても

愛しても
愛されても
ただ伝わるのは温度
それでいい
それがいい

愛しても愛されても
心の奥をのぞける訳じゃ無い
伝わるのは温度
ただそれだけでも
愛さずにいられないの
イミテーションとわかっても
悲しみと踊っている
声無き僕は誰でも無い
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