帰郷

鳴り響くベルの音は静けさ破り
言葉さえ読みとることが出来なかった
動き出した汽車の窓に
君の指がかすかに触れ
ガラス越しに今別れを……
Alone in the train
君と喜び 悲しんだ
あの暮らしから今離れてく

昨日まで君の側の空いた席には
ほんとうは僕が座るはずだったけど
慣れすぎてる 都会からは
やはり僕は離れられず
そんな僕を君は待てず……
Alone in the train
やさしい君よ いつかまた
故郷の話を伝えてくれよ

Alone in the train
幸せにさえ できなくて
それだけが今 ただ気がかりさ
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