雨やどり

遠くでくだける 潮騒みたいに
雨音 聞くたび こんな不思議な気持ち
いつもはしゃいでた 君が駆けてくる
このまま時が止まれば…そっと願うよ

めぐり会う 奇跡があれば
もう一度 かなうのかも
しばらくは このままここで
大きな樹の下の 雨やどり

時が流れ出す ざわめき溶かして
遠くへ向かうバスの中 僕はひとり眼をとじた
誰かしら 窓の向こうで
浮かれた笑い声が…あの場所に

すべてあるのさ
同じ夢を見たね 雨やどり
×