Days

ねぇどうして君はいつも
そんなに頑張れるの?
少し休んでみてよ
そんな声なんかは
気にも留めない君の姿は
あの日の僕に似ていた

どうして
未だ先の見えない長い迷路
みんな簡単に解いて前へ行けるの
君はまだ一人で戦っていること
いつでもその姿
目を逸らさないから

時計の秒針さえ聴こえない日々を駆ける君へ
生き急ぐ前に僕の音に耳を貸してよ
終わりと思った瞬間 胸の中
鳴り止まない音があった
君の人生にとって僕もそうありたいんだよ

今日も街の上 曇り空
どこまでも続く灰色の靄
そこまでして何になりたいんだって
大人になっても分からない

そこらかしこに広がる罠
癒えない傷を負ったこの身体
それでも歩み続ける君は
行き先すら分からないままだ

雲の向こう遠く沈む夕日
君の街に落ちていくようで
同じ空の下で僕らは生きている
当たり前のことも忘れてかけていたよ

指折り数えた希望も絶望も
全てを僕らを繋げる音に変えよう

暖かな音色は僕の身体や街に
溶け込み馴染んで沈んで
日常になっていったんだ
おこがましいかもしれないけど
君にとってこの歌が
大切な何かになってほしいと願う
君の人生にとって僕もそうありたいんだよ
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