爛漫

振り返れば 咲き誇る 花たち
震える 胸は 私の声

ゆらりゆらり 霞む夜に 浮かび上がる月
ふわりふらり 描く空 祈る囁き 遮る影は
君ならいいのにな

足元さえ 遠く 見えるように
凍える 風は 誰かの声

ゆらりゆらり 溶ける夜に 思い馳せる夢
ふわりふらり 浮かぶ世が 零れゆく底 行き着く先は
君ならいいのにな

絵空事の様に 思う 日々 滲んでいく
叶わない 想いの 数だけ 華が咲く

ゆらりゆらり 霞む夜に 浮かび上がる月
ふわりふらり 描く空 祈る囁き 遮る影は
君ならいいのにな
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