二代目

男一代 築いた技術(わざ)を
盗む気概で 食らいつく
言葉少なに 黙々と
そんな姿を 刻む日々
俺は二代目 継いだ心意気
命を削って 腕を磨くのさ
いつか師匠(おやじ)を超えてやる

「家族を大事に できない奴に
褒めた仕事が 出来るものか」
そんな師匠の 口癖が
今も心に 鳴り響く
俺は二代目 咲いた夢の花
誰かの笑顔が 糧になるものさ
いつも師匠の声がする

いずれ手放す 時が来る
守り抜くのさ その日まで
俺は二代目 継いだ心意気
命を削って 腕を磨くのさ
いつか師匠(おやじ)を超えてやる
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