たったいま さっきまで

あと もう少し前に 出られたらいいのに
この呼吸の前に吸い込んだ空気

あ 今
もう見ないふりも気付かないふりもできないよ
端から端まで張り詰めた 紐ほどくときは声もするよね

ずっと糸電話で話した
散々に繰り返してた
ずっと研いでいた眼差しの先端で
また会えるなら瞬間でも忘れない
眩しいくらいはやくてもいい

瞼のエフェクト滲み出てるような ワウ 声の電気及ん
でいく視野に

たっ たいまがっ 時間の中で跳ねたっ
さっ きまでがっ 空気を離れてきたし跳ねてたっ

時間の中でっ跳ねたっ空気をっ離れてきたっ時間の中
でっ跳ねたっ空気をっ離れてきたっ

ずっと研いでいた眼差しの先端に君がいるなら
瞬間でも忘れないね
漂っていたのはいつから?

ずっと急いできた だから
実態のないこの夜が白むまで
話してくれ
眩しいくらいにはやいままで
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