いくつになっても

いくつになっても傷付きあう2人でいよう
諦めることのない2人でこれからもいよう

あの日、君が僕に届けてくれた落とし物は
僕がいつか夜の隅に捨てたものさ
「そんなもの要らないから捨てといて。」
と言ったのに
君は僕の手を取りそっと掌に返した

「もし要らないのなら私に預けてみませんか?」
そうやって始まった僕らの変哲なラブストーリー

いくつになっても傷付きあう2人でいよう
諦めることのない2人でいつまでも
胸の奥をチクリ突き刺すこの痛みが
君を嫌いになれない何よりの理由だから

あの日、君が僕に思い出させた落とし物は
傷ついたり嫉妬したりする青二歳
やめてくれそんなものに振り回される僕じゃないと
思ってたはずなのに気付けばまた揺さぶられる

ねぇ君はどうですか同じ気持ちなのでしょうか
恋愛の駆け引きは健康的とは言えないけど

今は愛してるという言葉よりも
むしろ好きだという言葉の方が
ふさわしいかも
そんな事言ったら君はまた茶化すかな

でも不器用な僕なりに捻り出した答えさ

どれだけ時が経ち2人シワが増えても
一緒にいたいと思う理由がトキメキじゃなくなっても

いくつになっても傷付きあう2人でいよう
諦めることのない2人でいつまでも
胸の奥をチクリ突き刺すこの痛みが
君を嫌いになれない何よりの理由だから
たまらなく君が好きな理由だから
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