いのり

雨の中に佇んで
見上げる空に星も無い
風の音にかき消され
君の声も忘れそう

君を守るはずだった
僕のこの手は傷ついて
君を守るどころか
明日の暮らしさえ守れない

抗いきれない力に負けない
立ち直れない程の苦しみにさえ

そんな勇気が欲しいと思うんです
僕は勇気が欲しいと願うんです

賽の河原に石を積む
ひとつひとつ石を積む
やがてそれが山になる
人の暮らしはそんなもんです

賽の河原に石を積む
崩れても崩れても石を積む
やがてそれが山になり
花の一つでも咲くでしょう

抗いきれない力に負けない
立ち直れない程の悲しみにさえ

そんな勇気が欲しいと思うんです
僕は勇気が欲しいと願うんです

そんな勇気が欲しいと願うんです
僕は勇気が欲しいと祈るんです
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