纏しぐれ

ひとりただ一人 江戸の町を
ひとりただ一人 駆けめぐり
どこかの空に纏を据えて
いつもひとり ただ一人で

勇みの声に命かけても
およばぬ恋の面影だいて
見上げる空に雲が流れ
涙しぐれが纏にかかる
今日も一人で濡れてゆく
今日も一人で濡れてゆく

勇みの声に命かけても
およばぬ恋の面影だいて
見上げる空に雲が流れ
涙しぐれが纏にかかる
今日も一人で濡れてゆく
今日も一人で濡れてゆく
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