Ghostyard

ずっと見てられないほど大きなものに会いたくなっても
チャイム鳴るまでは居残り
アルミラックみたく見透かしてくれていい
組み立て時以外はいい

忘れ物で戻ってももう いないよ

見たことないほど素直なものに会いたくなっても
迷子になるから会えない
雲梯のたびに駆けずりまわる手の先でも手放さないように
あたたかい気持ちを作っていたよ

君のことだけが、いつも気がかり
僕にはおわらない明後日の準備の準備の……
……
もう午後も午前中も折り返している
アルミラックみたいな遊具に
なにか 現れている
瞼は 出掛けている
時計を買ってみよう と思っている

君のことだけが、いつも気がかり
僕にはおわらない明後日の準備
の準備の準備の準備の準備の
準備の準備の準備の準備の
準備の準備の準備の準備
の準備の準備の準備の
準備の準備の準備の
準備の準備の準備
の準備の準備の
準備の準備の
準備の準備
の準備の
準備の
準備

のことだけが、いつもきがかり
ただすこしだけねおもぃいだすきたんなくはなせてたこと や、
や、もどっ
ても もういない
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