IMAGINARY LINE

誰に命令されて
ここにいるわけじゃない
立場は変わらないし
怖くはない

縛り付けられること
覚悟は出来ているんだ
どちらのポジションでも
イマジナリーライン

切り裂く 他人の
どうでもいい言葉に目を
閉じてやるわ

自分の尺度でいいんだ
それで全部片付けて
覚悟決めた時に
突き放した涙

無理やり噛み合わせては
歪に象どった明日へと
秘密を抱いて
私を貫いて

独りで夢を見ても
どうにもならないとき
絡みつく視線とか
気にしたら負け

奪い奪われている
不器用が連鎖する
次の時代を背負う
リアリズムの虚言

抗う心を
壊される前に自分から
こじ開けるわ

漠然と開く未来
視線を遮る幻想
彷徨うくらいなら
転がり込めばいい

どこか置き去りにしてた
想い縋る鼓動激しく
真っ直ぐな光で
嵐を貫いて

閉ざされた扉の前で
何も出来ないなんて
あの頃は絶望だった
今ここにはもう居ない!

漠然と開く未来
視線を遮る幻想
彷徨うくらいなら
転がり込めばいい

目紛しい世界では
普遍の事実も軽はずみに
成果を手招く
私を貫いて
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