アルニラム

人生に理屈なんて要らないと思えた
いつか僕の世界が綺麗に光って見えた

それは胸に灯った君という形で
気付けばもう二度と消える事はない

どれくらいの時が過ぎても
未だに想いは君を欲しがっている

誰にも解らないモノを求めて
僕は君の手を握ろうとしていた
飾らない言葉の意味が今ここにあると
まだ僕はこの声で叫んでいる

突然の始まりもいつか来る終わりも
曖昧な線を辿った結末でしかなくて

確かに傍にあった君と居た証に
手を伸ばしてみても届く事はない

当たり前を探し続けて
心の何処かで君を追い掛けてる

捨て去れない後悔を嘆いているより
泣いてみた方が幾分マシだろう?
抱きしめた言葉の意味を失いたくなくて
まだ僕はその声を覚えている

正しさと間違いが
足跡を繋いでいるなら
魔法なんてなくても
奇跡なんてなくても
信じてみたいのさ
「約束」という未来を

誰にも解らないモノを求めて
君に縋るのはこれで終わりだ
愛と呼ぶ言葉の意味が今ここにあるよ
大切な思い出はきっと変わらない
その先で君とまた逢えるように
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