Ideal/Idol

気になったんだ
届きかけのキラキラ星たち
眺めるだけなら楽に歩けるのに
捨てきれないままずっとつかえては
とくんとくん聴こえる
届かずはぐれたひとり歩きの理想像

過ぎた時間を惜しむように
つまびく日もあるけれど
大人びかけた秒針は
もう一瞬すら待てないの

夢を刻んで歩く度
どうして 理想は重くなるの?
物差しもわからず背負い
僕らは大人になるんだ
夢と期待に触れる度
何故だろ キミを想い出すよ
泣き虫だった昨日にはもう戻らない
Ideal/Idol

待っていたんだ
同じ景色 くるくる巡らせ
何度転んでも諦めたくなかった
背伸びして眺めた光景が
デフォルトに変わって
届きかけたってことはまだ伸ばせるってこと

忘れられない憧憬と
同じ夢が零れて
駆けだす心 止められないでしょ

大人になる途中のこと
叫ぶよ 理想を思いっきりと
限りある季節の中で
僕らは答えを探した
背負う決意を抱いたら
迷わず キミを連れ出すよ
伏せがちだったその瞳はもう逸らさない
僕らに気付いて

忘れたいこと
増えてく足跡
全部宝物だよ

いつか消える夢なんて
いやだよ 理想は遠いけれど
10年後 100年後でも
消せない光になるんだ
キミと出会えた今だから
もう一度 歩き出せたんだよ
憂いも後悔も糧に灯したキラメキを
誇っていくんだ!

いつまでも僕ら一緒に青春を
大人になったってきっと
変わらない夢を見よう ずっと…
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