そんなとき君がいれば

誰もいない部屋の中で
いつものように目を覚ます僕
ベッドにさしこむにぶい光
昨日と同じ壁の色

映画を見た昼下り
公園の上に空が広がって
仕事を終えた人の顔が過ぎる
そんなとき君がいれば

見上げる空の大きさよ
小さな僕の心

ドウ ドウ……
ドウ ドウ……

ふいに降る雨に肩寄せ
走る若い男と女
雨やどる気にもなれず
ただ歩いて行くこの僕

見上げる空の大きさよ
小さな僕の心

ドウ ドウ……
ドウ ドウ……
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