最後の一葉

風に落ちた
木の葉のように
命がまたどこかで
消えてゆく

もし自分に
明日がないと
知ったら僕はなにを
するだろう

逢いたいひと
誰を思うのか
僕にできる最後のことが
知りたい

なんのために
生まれてきたか
答えはきっとなにも
わからない

悔やむことを
ひとつずつでも
もう一度やり直しが
できるなら

心はただ
夢を見てたのか
愛と呼べるたいせつなもの
探して

わずかな人生の 流れのなかで
見つけた光の行方 信じよう

ふと目覚める
静かな夜明け
僕にはどんなときも
君がいた
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