夕暮れの一途な想い
果てしなく続き
この身体をのぼって
お帰り

大丈夫 ここにいるからね
あなたの記憶が
碇(いかり)となって 私を
とどめている

アイシテル
そんな戯言を
言わなくて いいの
あなたは

きれいな部屋で
愛しい人と共に
新しく 生きてね

雨上がりの町に浮かんだ
美しい虹よ
でも誰があの虹
つかめるだろう?

ひとりぼっちの 部屋で毎日
あなたと選んだ カーテン
色あせてゆく
夕陽に染められて
もう二度とは 戻らない

でもね 今でも あなたを 愛してる

数えてた 桜吹雪も
夜空を駆ける 花火も
約束してた
記念日のプレゼントさえ
今はもう 虹の中

気がつけば 涙雨
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