記憶の庭

癒えることのない 深いかなしみは
記憶の中で 小さな庭になった
そこに流れているのは 止まったはずの時と
いとしい あなたの声

何度も 何度でも
ぼくは この庭へやって来て
あなたに 語りかけるよ
懐かしい 日々を 一緒にたどって

時が降り積もる 深いかなしみに
その輪郭を 抱きしめるように
奪われてしまったもの 何ひとつなかったと
まるであなたが そこに

何度も 何度でも
月が満ち欠けを くり返すように
ぼくらは まためぐり逢う
懐かしい 日々と 笑い声響いて

何度も 何度でも
ぼくは この庭へやって来て
あなたに 語りかけるよ
懐かしい 日々を 一緒にたどって
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