生きる

扇風機の風は 怠けたこの体を
追い立てるほどじゃない 掻き立てるには足りない

だからもうちょっとだけは このままでいさせて

燃える炎の 飛び散るかけらを
掬った両手が 今でも熱を持つ

僕はそんな夢の まだ続きが見たい

この目に映る景色は 染み込んで溢れてさようなら
毎日 毎日 毎日 繰り返す
それだけじゃつまらない

地面に蒔かれた 種を見て僕は
枯れた花を 思ってしまうよ

いつかやって来るのは 永遠なんかじゃないさ

この目に映る景色は 染み込んで溢れてさようなら
毎日 毎日 毎日 繰り返す
それだけじゃつまらない
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