アルコルとポラリス

笑顔が不得意だった
強がることに慣れすぎてた
日常の繰り返しの中フワリ風がふいた

暗黙のルールなんてまるで
無かったようなイノセント
諦めていた心に淡く笑顔ともる

君の気持ち真っ直ぐに受け取る資格すら
ないって疑ってた
ほんとはすごくうれしいんだよ
言葉にできなくて

どんな瞬間も気づけば
君のこと思い浮かべ
昨日より自分のこと好きになってく
「ありがとう」って言葉じゃ
乗せきれない感情に
振り回される今が愛おしくて
ずっと今日が続けばいいのにな

夏めいた風が香る
甘やかに揺れる街の音
2人の予定で埋まるカレンダーなぞる

君が私の名前を呼ぶたび
胸の中トクンと何かが弾けた
見つめるだけだった背中が肩越しに並ぶ

正解のない答え探すような
無邪気なもどかしさは
うれしくてすこしだけさみしさ混じる
何度も出そうで引っ込めた
気持ちを聞けないまま
「ありがとう」って言葉に想いをのせた
少しだけうまく笑えてたかな?

今日が終わりに向かう空に瞬いた星たちは
遠回りしたそうな二人を見てる
きみがポラリスならわたしはアルコルさ
世界がこんなにもまぶしいって教えてくれた

どんな瞬間も気づけば
君のこと思い浮かべ
昨日より自分のこと好きになってく
「ありがとう」って言葉じゃ
乗せきれない感情に
振り回される今が愛おしくて
ずっと今日が続けばいいのにな
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