LOSER

透き間風が心を縫い 痛む傷口塞ぎ
忘れかけた嵐がまた 物の陰から嘲笑う

満ち足りたあの日を踏みにじられた誘惑で
無情に砕け散る… 頽廃に沈んで

凍えた瞳の奥は 掻き鳴らすだけじゃ歪んで響くよ
虚しさの滴 零して

猛り吠える欲望さえ 何時しか切り刻まれ
堕落へと焼き尽くせば 過ちは消し去るの?

罪と罰を背負い悲しくもまた甘える
非情な手が招く… 背徳に溺れて

汚れた手のひら翳し 哀れな心に掠れる光が
醜さの欠片 照らした

凍えた瞳の奥は 掻き鳴らすだけじゃ歪んで響くよ
償いも儚く

乱れて崩れた身体 哀れな心に掠れる光が
醜さの欠片 照らした
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