お岩木山

(ラッセーラ ラッセーラ ラッセラッセ ラッセーラ)
やっと燕(つばめ)が 飛んできて
春になったな お岩木山も
んだが 最近 腰が病(や)んで
畑仕事が ままならぬ
あいや ほんとに かわいそう
若い時分に 俺(お)らをもらい
いっぱい励んだ せいじゃないの
こども七人 こしらえた

(ラッセーラ ラッセーラ ラッセラッセーラ)
あいや あいや そうかもな
貼ってやるべ 湿布薬(しっぷやく)
夕日キラキラ 畦(あぜ)の道
長いふたりの 夫婦影(めおとかげ)
ここら辺(あた)りか この辺(へん)か
もっと右だ もっと下
夫婦(めおと)花咲く 岩木山
(ハー ヨイヤマカ サッサ)

(ラッセーラ ラッセーラ ラッセラッセ ラッセーラ)
苦労ふたりで してきたな
孫もできたし 年金だけじゃ
んだな 暮らしが 成り立たぬ
今日もがんばる 土いじり
ほんと えがった えがったな
秋になったら 孫たちつれて
温泉ホテルさ のんびりいって
背中ながして もらうべな

(ラッセーラ ラッセーラ ラッセラッセーラ)
あいや あいや そうすんべ
笑う門(かど)には 福来たる
夕日キラキラ 畦の道
長いふたりの 夫婦影
鍬(くわ)をもつ手に 力こめ
よいしょこらしょ んこらしょ
夫婦花咲く 岩木山
(ハー ヨイヤマカ サッサ)

(ラッセーラ ラッセーラ ラッセラッセ ラッセーラ)
村のちかくに フィットネス
行ってみるべか 腰を治(なお)しに
んだな かわいい ねえちゃんが
いっぱい いるべな 楽しみだ
なにを いまさら この馬鹿者(つぼけ)
鼻のしたを でれっと伸ばし
いつまで経(た)っても スケベな爺(じじい)
まんずまんず たまげたな

(ラッセーラ ラッセーラ ラッセラッセーラ)
あいや あいや わるかった
助平(すけべえ)ごころは 治(なお)らない
夕日キラキラ 畦の道
長いふたりの 夫婦影
俺(お)らぁあめえと 結ばれて
なんだかんだの 四十年
夫婦花咲く 岩木山
(ハー ヨイヤマカ サッサ)
(ラッセーラ ラッセーラ ラッセラッセ ラッセーラ)
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