なぐさめ

あなたに時間が せめて少しだけあったら
こんな別れせずにすんだ 愛の暮しに
昨日までは私のそばに
子供みたいに 甘えてくれた
どんな慰めより あの日のあなたにもどって
そしてわたしだけに わがまま言ってくれたら

あなたの隣りを いまは歩けないわたしに
想い出だけ部屋に残る 愛の暮しに
いつもだったら喧嘩をしても
朝は窓辺で より添っていた
どんな慰めより その手で優しくつつんで
そしてわたしのこと もう一度叱ってくれたら

時があなたを 他人にしても
せめて心は 連れていってよ
どんな慰めより 出来ない嘘でもいいから
そしてわたしだけのところへ帰って欲しいの
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